日本テニス協会では、2018年4月より「試合におけるフェアプレイ推進」運動を開始し、
その中で「セルフジャッジ5原則」の推進とともに、ゲームの始めと終わりに
「あくしゅ、あいさつ、フェアプレイ」の心がけをお願いしてきました。
しかし、握手は人と人との肌の接触を伴い、新型コロナウイルスの感染のリスクを伴う行為といえます。
こうした状況下、日本テニス協会は「試合におけるフェアプレイ推進」運動における「あくしゅ」については、
コロナウイルス感染が終息するまで推奨しないこととします。

「あくしゅ」は、対戦相手を「リスペクト」することを行動で表すものです。
「あくしゅ」という行動が重要なのではなく、その根底にある相手をリスペクトするという
スポーツマンシップこそが大切だと思います。
既に多くの皆さまが「あくしゅ」を自粛されていると思いますが、日本テニス協会としての感染防止への取り組みと共に
フェアプレイ推進の取り組みに対してもご理解とご協力をお願いいたします。

「テニスゲームの始めと終わりの「あくしゅ」について」